最近、いや数年前からか、「・・・してもらってもいいですか」という表現をあちらこちらで耳にするようになった。おそらく、出張先でも耳にするので、全国的に“普及”しているのであろう。
これは、「・・・していただけますか」や「・・・してください」等の依頼表現の“新”代替表現と考えられるが、人生半ばを過ぎたと言われる私の語感には馴染まない。
言葉はそれが用いられる地域の思想、信念、価値観、総じて文化と連動しながら、絶えず変化・変容するものだ。もちろん、淘汰されずに現代へと継承され続ける表現もある。それでも、生物の知や体の進化と同様に、変化変容することは不思議ではない。
近い将来、「・・・してもらってもいいですか」と尋ねられ、素直に応答できる日が来るかもしれない。
その時は、私も生物として環境に適応し、“進化”したと実感できるのかもしれない。
なお、「・・・してください」や「・・・していただけますか」を英語で表現すると、一般的には
Can you do ~ ?
Could [Would] you do ~ ?
あたりでよいであろう。
「・・・してもらってもいいですか」のニュアンスをだすのであれば、
Can I ask you to do ~ ?
にして、「・・して[する]の動作の主体」に「(して)もらってもいいかどうか」を自分が“あえて”尋ねるということでその雰囲気がでるかと思われる。もっとも、この英語表現は正当なものであり、違和感を覚える
ネイティブスピーカーは少ないであろう。
また、上記と関連して、「・・・してもらっても大丈夫ですか」という表現も耳にするが、これは
Is it OK to ask you to do ~ ?
などになるであろう。
2010年11月25日木曜日
2010年11月16日火曜日
lefty
今朝のテレビで、たまたま神社へのお参りの作法が流れていた。
お清めのところでは、柄杓を右手で持ち、左手から水で清めていくという、
ごく一般的な解説であった。
その際、神社[神道]では、左を尊重するという思想から、そのような
作法になったという補足があった。そして、「奥の手」とは左を指すという
例も挙げられていた。
もちろんこうした事は諸説あることで、必ずしもそうであるとは言い切れない
ものの、少なくともそのような考えがあった、もしくは(現代にも)継承されて
いるということの一端は見えるであろう。
かくいう筆者も基本左利きである。社会的要請[制約]から、右手で扱う
動作も多々あるが、安心できる動作には左手が必要となる。特に
字をきれい、丁寧に書くような場合は左手にペンを持つ。
欧米では、日本よりも左利きに寛容のようだが、そうした事情もあってか、
左利き用のグッズが多く揃っているような気がする。万年筆もその1つだ。
日本でもドイツ・ペリカン社製の子供用万年筆ペリカーノジュニアのLefty(左利き)は有名だ。
お清めのところでは、柄杓を右手で持ち、左手から水で清めていくという、
ごく一般的な解説であった。
その際、神社[神道]では、左を尊重するという思想から、そのような
作法になったという補足があった。そして、「奥の手」とは左を指すという
例も挙げられていた。
もちろんこうした事は諸説あることで、必ずしもそうであるとは言い切れない
ものの、少なくともそのような考えがあった、もしくは(現代にも)継承されて
いるということの一端は見えるであろう。
かくいう筆者も基本左利きである。社会的要請[制約]から、右手で扱う
動作も多々あるが、安心できる動作には左手が必要となる。特に
字をきれい、丁寧に書くような場合は左手にペンを持つ。
欧米では、日本よりも左利きに寛容のようだが、そうした事情もあってか、
左利き用のグッズが多く揃っているような気がする。万年筆もその1つだ。
日本でもドイツ・ペリカン社製の子供用万年筆ペリカーノジュニアのLefty(左利き)は有名だ。
2010年11月13日土曜日
Open Campus/Class
今日、本務校では、「授業公開」が行われている。いわゆる「オープンキャンパス」とは少し違い、実際に現役学生の受講状況を見学できる。ただ1つに気になったことは、各教室とも教室いっぱいに広がって着席しているので、通例入るであろう、教室後部に見学スペースがないことだ。ましてや、扉が閉まった状態であれば、なおのこと入りにくいであろう。そのあたり、今後改善されるべき点であろう。
どこの大学、短大、高専も、学生獲得にさまざまな工夫を凝らしている。この授業公開もその1つであるが、他では「オープンキャンパス」として、施設見学が中心となる。そして、学校説明会や一部の教員による(一般向け)講義などが予定されることが多い。
興味深いことに、英語でOpen Campusというと、日本語のような「授業公開」や「キャンパス紹介」のような含みは少なく、むしろ「開かれた授業(大学)」のように、人種、性差等に関係なく、何人にも“開かれた”教育機関であることを指す場合に用いられることが多い。また、Open Classとなると、履修登録時に、「開講(されている)科目」として使われる場合が多い。
筆者が通っていたアメリカの大学では、大学専任のコーディネーターが適宜希望者を授業に案内していたことを記憶している。おそらく、本校のような「授業公開」のような年間スケジュールに組み込まれる業務はなかったように思う。これも日米教育文化の差異かもしれない。。。
どこの大学、短大、高専も、学生獲得にさまざまな工夫を凝らしている。この授業公開もその1つであるが、他では「オープンキャンパス」として、施設見学が中心となる。そして、学校説明会や一部の教員による(一般向け)講義などが予定されることが多い。
興味深いことに、英語でOpen Campusというと、日本語のような「授業公開」や「キャンパス紹介」のような含みは少なく、むしろ「開かれた授業(大学)」のように、人種、性差等に関係なく、何人にも“開かれた”教育機関であることを指す場合に用いられることが多い。また、Open Classとなると、履修登録時に、「開講(されている)科目」として使われる場合が多い。
筆者が通っていたアメリカの大学では、大学専任のコーディネーターが適宜希望者を授業に案内していたことを記憶している。おそらく、本校のような「授業公開」のような年間スケジュールに組み込まれる業務はなかったように思う。これも日米教育文化の差異かもしれない。。。
2010年2月22日月曜日
Royal Chester
九州を中心としてRoyal Chesterという婚礼を主な事業とする会場施設がある。(北関東にも一部あるようだ)
その名の通り、館内はどれもイギリス王室を意識した造りこみになっている。その施設を単体として見た場合、なかなかの造形美があり、美しいのだが、町並みとの整合性は気になるところだ。建築デザインにはそれほど詳しくはないが、どこか肉食系的なボリューム感がある。
ところで、デザイン以上に気になったのが、その名称である。
Royal Chester(ロイヤルチェスター)
確かにカタカナ語としての響きはよい。なんとなく、一般の方でも立派な名称であることは認識できるであろう。
Royalはしばしばメディアでもカタカナ表記されるように、イギリスなどの王室を意味する。語源もおそらく古フランス語のkingに相当する語であろう。
chesterは、サッカーで有名なManchester United(マンチェスターユナイテッド)や、Winchesterなどのように後置要素としても見かける。
chesterは、ローマ世界のlegion(軍隊;軍団)と関連し、"city of legion"(軍隊[軍団]の町→城砦[塞])ということらしい。castle(城)とも語源的なつながりがあるようだ。
そう考えると、Royal Chesterは「王の城砦[塞]」ということになろうか。
もっとも、当のロイヤルチェスターは、おそらく、chesterを地名から取り、「王の(町)チェスター」あたりのニュアンスを感じとって、そう名付けたのであろう。
ちなみに、Royalはpalace(王宮)、wedding(王室の結婚)、family(王室[家])、Navy(イギリス海軍)等、地名と結びつくことはそれほど多くはなく、地名との結びつきは磁器で有名なRoyal Copenhagenのように、ブランド名として用いられることが多いように思う。
その名の通り、館内はどれもイギリス王室を意識した造りこみになっている。その施設を単体として見た場合、なかなかの造形美があり、美しいのだが、町並みとの整合性は気になるところだ。建築デザインにはそれほど詳しくはないが、どこか肉食系的なボリューム感がある。
ところで、デザイン以上に気になったのが、その名称である。
Royal Chester(ロイヤルチェスター)
確かにカタカナ語としての響きはよい。なんとなく、一般の方でも立派な名称であることは認識できるであろう。
Royalはしばしばメディアでもカタカナ表記されるように、イギリスなどの王室を意味する。語源もおそらく古フランス語のkingに相当する語であろう。
chesterは、サッカーで有名なManchester United(マンチェスターユナイテッド)や、Winchesterなどのように後置要素としても見かける。
chesterは、ローマ世界のlegion(軍隊;軍団)と関連し、"city of legion"(軍隊[軍団]の町→城砦[塞])ということらしい。castle(城)とも語源的なつながりがあるようだ。
そう考えると、Royal Chesterは「王の城砦[塞]」ということになろうか。
もっとも、当のロイヤルチェスターは、おそらく、chesterを地名から取り、「王の(町)チェスター」あたりのニュアンスを感じとって、そう名付けたのであろう。
ちなみに、Royalはpalace(王宮)、wedding(王室の結婚)、family(王室[家])、Navy(イギリス海軍)等、地名と結びつくことはそれほど多くはなく、地名との結びつきは磁器で有名なRoyal Copenhagenのように、ブランド名として用いられることが多いように思う。
2010年2月9日火曜日
dish
先日日頃お世話になっている編集者の方とdishの語源についてメールでやりとりする機会があった。
dishの語源discusを「円盤」とする辞書(大著の1つにあげられる大辞典)を引用しておられてたのだが、「円盤」という表現が気になった。確かに複数の辞書で、dishはdiscusに由来し、discusとはラテン語やギリシャ語のdisk[c]、つまり、「円盤」を指す。しかしながら、もしdisk[c]が「円盤」であるならば、dishが生活用品として使われ始めたころには「円盤」が日常に存在していたはずである。当時実在したギリシアラテンの世界における「円盤」とは何であったのであろうか、というのが私の疑問であった。
地中海の太陽を受けながら発達したということを考えると、太陽、それをうつしだす鏡、争いの用具であった楯などが「円盤」という認識をもつ可能性があるかと思われる。しかし、当時のdishが仮に円形であったとするならば、表面的な形状を表す「円」でよいわけであり、厚みのある立体的な「円盤」とする必要性はないように思う。
dishの起源を少し考えてみると、食べ物をそこに置いたり、食べ物を運んだりする必要性からdishが生まれてきたとするならば、必ずしも円形でも、円盤でもある必要はないであろう。少し厚みのある「平板」や「板の一片」、それこそ現代でも一部の地域で用いられているようなしっかりとした大きな葉でもよいのである。形状は四角でも三角でもかまわないであろう。実際、discusにはplatterが含意される。つまり、plateのことだ。
ちなみにドイツ語で皿にはplatte、schale、tellerなどの表現がある。schaleは英語のbowlに相当するがほかの2語はplateだ。
このように見ると、確かに複数の辞書にdishの語源discusを「円盤」とする記載はあるが、「平板」あたりがよいのではないかと思う。おそらく現代のdisk[c]の存在感が強く、しかも現代の多くの皿の形状と合致するので、「円盤」と結びつけやすかったということが推測される。
それにしても、“プロ”の編集者の方との言語と文化に関するやりとりは知的好奇心がかきたてられる。間違いなく、その編集者の方の言語と文化に対する情熱がそうした要因の一端になっているのであろう。そうした方にめぐりあえたことはまことに幸せなことだ。
dishの語源discusを「円盤」とする辞書(大著の1つにあげられる大辞典)を引用しておられてたのだが、「円盤」という表現が気になった。確かに複数の辞書で、dishはdiscusに由来し、discusとはラテン語やギリシャ語のdisk[c]、つまり、「円盤」を指す。しかしながら、もしdisk[c]が「円盤」であるならば、dishが生活用品として使われ始めたころには「円盤」が日常に存在していたはずである。当時実在したギリシアラテンの世界における「円盤」とは何であったのであろうか、というのが私の疑問であった。
地中海の太陽を受けながら発達したということを考えると、太陽、それをうつしだす鏡、争いの用具であった楯などが「円盤」という認識をもつ可能性があるかと思われる。しかし、当時のdishが仮に円形であったとするならば、表面的な形状を表す「円」でよいわけであり、厚みのある立体的な「円盤」とする必要性はないように思う。
dishの起源を少し考えてみると、食べ物をそこに置いたり、食べ物を運んだりする必要性からdishが生まれてきたとするならば、必ずしも円形でも、円盤でもある必要はないであろう。少し厚みのある「平板」や「板の一片」、それこそ現代でも一部の地域で用いられているようなしっかりとした大きな葉でもよいのである。形状は四角でも三角でもかまわないであろう。実際、discusにはplatterが含意される。つまり、plateのことだ。
ちなみにドイツ語で皿にはplatte、schale、tellerなどの表現がある。schaleは英語のbowlに相当するがほかの2語はplateだ。
このように見ると、確かに複数の辞書にdishの語源discusを「円盤」とする記載はあるが、「平板」あたりがよいのではないかと思う。おそらく現代のdisk[c]の存在感が強く、しかも現代の多くの皿の形状と合致するので、「円盤」と結びつけやすかったということが推測される。
それにしても、“プロ”の編集者の方との言語と文化に関するやりとりは知的好奇心がかきたてられる。間違いなく、その編集者の方の言語と文化に対する情熱がそうした要因の一端になっているのであろう。そうした方にめぐりあえたことはまことに幸せなことだ。
2010年2月3日水曜日
寿
日本では、郵便で相手方に返信を求める場合、自分の名前の下方に「行」と書く習慣がある。そして、相手方はその「行」を斜線などで消して、「様」を書いて出すのが通例だ。
お祝い事の場合、一般的な斜線ではなく、「寿」で消す[上から書く]ことがある。また、返信はがきの裏面に出欠の確認がある時は、「ご出席」の「ご」も「寿」で消すことがある。
もちろん、斜線でもかまわないであろう。いわゆる文字的なコミュニケーション上、全く問題はない。ただ、より丁寧、より祝福の気持ちを表すという意味では、「寿」を用いられていると、とても心美しい感じを受ける。そうした、単なる文字的な、そして言葉のやり取りだけではないのが、日本語文化の本質の1つなのかもしれない。言葉を大切にし、言葉を介して日々の平穏で、幸福な生活を願うという、日本語が世界に誇れる言語文化の一端であると思う。
ところで、「寿」とは、辞書的には、「言葉で祝うこと」、「長命」、「祝い事」などの意味がある。英語では、訳しにくいものの1つと言えるが、辞書的にみると、"felicitation"(お祝いの言葉を述べること)、"congratulation(s)"(祝いの言葉)、"happiness"(幸福)あたりであろうか。こうした表現は、状況に応じて使い分ける必要がある。なお、"congratulation(s)"は「努力して成し遂げたことに対する言葉」なので、結婚の場合、もともとは男性に対してかける言葉であったという。現在は男性女性ともに用いているようだ。(アンカーコズミカ英和辞典"congratulation"の項参照) これは、かつては結婚が男性側による努力の賜物であったということの表れであろう。日本の社会では、恋愛や結婚に積極的でない「草食系男子」という若者が“増殖”しているという。言葉の本質を知ると、彼らの結婚に"congratulations"と声をかけていいものかどうか考えてしまう。
現在メディアが盛んに用いている「婚活」の様子、とりわけ、「肉食系女子」の様子を見ていると、結婚する[までこぎつける]のは、それはまさに"Congratulations"であろう。この意味において、現代社会では、「寿」="Congratulations"と言えるのではなかろうか。。。
お祝い事の場合、一般的な斜線ではなく、「寿」で消す[上から書く]ことがある。また、返信はがきの裏面に出欠の確認がある時は、「ご出席」の「ご」も「寿」で消すことがある。
もちろん、斜線でもかまわないであろう。いわゆる文字的なコミュニケーション上、全く問題はない。ただ、より丁寧、より祝福の気持ちを表すという意味では、「寿」を用いられていると、とても心美しい感じを受ける。そうした、単なる文字的な、そして言葉のやり取りだけではないのが、日本語文化の本質の1つなのかもしれない。言葉を大切にし、言葉を介して日々の平穏で、幸福な生活を願うという、日本語が世界に誇れる言語文化の一端であると思う。
ところで、「寿」とは、辞書的には、「言葉で祝うこと」、「長命」、「祝い事」などの意味がある。英語では、訳しにくいものの1つと言えるが、辞書的にみると、"felicitation"(お祝いの言葉を述べること)、"congratulation(s)"(祝いの言葉)、"happiness"(幸福)あたりであろうか。こうした表現は、状況に応じて使い分ける必要がある。なお、"congratulation(s)"は「努力して成し遂げたことに対する言葉」なので、結婚の場合、もともとは男性に対してかける言葉であったという。現在は男性女性ともに用いているようだ。(アンカーコズミカ英和辞典"congratulation"の項参照) これは、かつては結婚が男性側による努力の賜物であったということの表れであろう。日本の社会では、恋愛や結婚に積極的でない「草食系男子」という若者が“増殖”しているという。言葉の本質を知ると、彼らの結婚に"congratulations"と声をかけていいものかどうか考えてしまう。
現在メディアが盛んに用いている「婚活」の様子、とりわけ、「肉食系女子」の様子を見ていると、結婚する[までこぎつける]のは、それはまさに"Congratulations"であろう。この意味において、現代社会では、「寿」="Congratulations"と言えるのではなかろうか。。。
2010年2月2日火曜日
インクジェットプリンター
いよいよ年度末がやってきた。
毎年のことではあるが、このころになると、予算消化で細かい作業が増える。
今年度分の予算がまだ残っているので、劣化してきたインクジェットプリンターを買い換えようと思っている。
インクジェット式のインクには、一般に2つあり、顔料系と染料系と呼ばれるものである。一般ユーザーとしての印象からは、顔料系インクは黒などの定着がよく、それほど紙質を選ばなくてもいいようだ。いわゆるインクジェット専用紙でなくとも、十分な印字品質が得られるらしい。配布資料など、主にモノクロ印刷が多い場合、こちらがいいように感じる。
一方、これまで使っているものは染料系インクであり、先の専用紙を用いると、とても鮮やかな色合いを示してくれる。特に写真画像に向いているようだ。
補助教材や配布資料作成が主な用途になるということを考えると、今回は顔料系インクのプリンターを購入しようと思う。
顔料系プリンターでは、HPやリコーなどの評判がよいが、全色顔料で、カードや名刺サイズにも対応したE社のプリンターが有力な候補になりそうだ。
なお、顔料系インクとは、英語でpigment ink、染料系インクは、dye inkとそれぞれ言う。pigmentとは、ラテン語のpingere「染める、着色する」から来ており、paintやcolorの関連語である。
毎年のことではあるが、このころになると、予算消化で細かい作業が増える。
今年度分の予算がまだ残っているので、劣化してきたインクジェットプリンターを買い換えようと思っている。
インクジェット式のインクには、一般に2つあり、顔料系と染料系と呼ばれるものである。一般ユーザーとしての印象からは、顔料系インクは黒などの定着がよく、それほど紙質を選ばなくてもいいようだ。いわゆるインクジェット専用紙でなくとも、十分な印字品質が得られるらしい。配布資料など、主にモノクロ印刷が多い場合、こちらがいいように感じる。
一方、これまで使っているものは染料系インクであり、先の専用紙を用いると、とても鮮やかな色合いを示してくれる。特に写真画像に向いているようだ。
補助教材や配布資料作成が主な用途になるということを考えると、今回は顔料系インクのプリンターを購入しようと思う。
顔料系プリンターでは、HPやリコーなどの評判がよいが、全色顔料で、カードや名刺サイズにも対応したE社のプリンターが有力な候補になりそうだ。
なお、顔料系インクとは、英語でpigment ink、染料系インクは、dye inkとそれぞれ言う。pigmentとは、ラテン語のpingere「染める、着色する」から来ており、paintやcolorの関連語である。
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【お知らせ】研究ブログを移動しました!
本研究ブログの容量がいっぱになりましたので、新研究ブログを立ち上げました。 心機一転、研究ブログを再開したいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 新研究ブログは こちら
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