いよいよ年度末がやってきた。
毎年のことではあるが、このころになると、予算消化で細かい作業が増える。
今年度分の予算がまだ残っているので、劣化してきたインクジェットプリンターを買い換えようと思っている。
インクジェット式のインクには、一般に2つあり、顔料系と染料系と呼ばれるものである。一般ユーザーとしての印象からは、顔料系インクは黒などの定着がよく、それほど紙質を選ばなくてもいいようだ。いわゆるインクジェット専用紙でなくとも、十分な印字品質が得られるらしい。配布資料など、主にモノクロ印刷が多い場合、こちらがいいように感じる。
一方、これまで使っているものは染料系インクであり、先の専用紙を用いると、とても鮮やかな色合いを示してくれる。特に写真画像に向いているようだ。
補助教材や配布資料作成が主な用途になるということを考えると、今回は顔料系インクのプリンターを購入しようと思う。
顔料系プリンターでは、HPやリコーなどの評判がよいが、全色顔料で、カードや名刺サイズにも対応したE社のプリンターが有力な候補になりそうだ。
なお、顔料系インクとは、英語でpigment ink、染料系インクは、dye inkとそれぞれ言う。pigmentとは、ラテン語のpingere「染める、着色する」から来ており、paintやcolorの関連語である。