今朝のテレビで、たまたま神社へのお参りの作法が流れていた。
お清めのところでは、柄杓を右手で持ち、左手から水で清めていくという、
ごく一般的な解説であった。
その際、神社[神道]では、左を尊重するという思想から、そのような
作法になったという補足があった。そして、「奥の手」とは左を指すという
例も挙げられていた。
もちろんこうした事は諸説あることで、必ずしもそうであるとは言い切れない
ものの、少なくともそのような考えがあった、もしくは(現代にも)継承されて
いるということの一端は見えるであろう。
かくいう筆者も基本左利きである。社会的要請[制約]から、右手で扱う
動作も多々あるが、安心できる動作には左手が必要となる。特に
字をきれい、丁寧に書くような場合は左手にペンを持つ。
欧米では、日本よりも左利きに寛容のようだが、そうした事情もあってか、
左利き用のグッズが多く揃っているような気がする。万年筆もその1つだ。
日本でもドイツ・ペリカン社製の子供用万年筆ペリカーノジュニアのLefty(左利き)は有名だ。