2020年5月24日日曜日

【研究ブログ再開】コロナ禍における対日評価

ここ数日、いや数か月の間における日課のようなものとなったが、いつものように新型ウィルス関連のニュースを見ていると、次のような海外メディアの報道が目に留まった。

The situation is almost unheard of for state-sized regions in other major countries and a turn of fortune for a region familiar with the deadly impact of nature. Iwate—pronounced “ee-wah-teh”—was one of the worst-hit regions by a massive 2011 earthquake and tsunami. Nearly 5,800 people were confirmed dead or lost in the disaster in the prefecture.
[Wall Street Journal  May 15, 2020]

5月24日現在、日本の岩手県はいまだ感染者数ゼロとのことだ。それを不可思議な事実と捉える海外メディアの報道である。確かに人口120万人をこえる世界的にみても大都市といえる規模の地域で、感染者がでていないことは海外では奇妙な現象に映っているのであろう。そうした点は、"a turn of fortune"(「(幸)運のめぐりあわせ」)としているところからも見て取れる。また、それと同時に2011年に発生した東日本大震災での災害経験から(今回の新型ウィルスのようないわば)自然界からの影響にも(ある程度)準備ができていたのではないかという点も窺える。

※本日でちょうど6年ぶりの再開となった。まさか再開時の投稿内容が世界に猛威をふるう新型ウィルスになるとは想像もしえなかった。


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