※本ブログにおける「ことばと文化の一筆箋」とは、ふと思いついたことを走り書き程度に留めたものである。これまで以上に拙文であることについては、あくまでも思考過程のものであるということで、ご容赦願いたい。
2013年11月19日火曜日
2013年11月15日金曜日
On Diet ~ その後(2)
■久しぶりに(前回は今年の2月)(英語文化的な)dietに触れてみたいと思う。順調にdietが継続しており、体重および体脂肪も(個人的な)理想値に近づいている。数ヶ月前の健康診断でも(いい意味で)驚くべき数値となり、いわゆるリバンドをおそれていたが、いまのところその気配はないようだ。BMI[Body Mass Index](肥満度指数)も20を切り、むしろ体力の低下を心配したが、筋力は維持もしくは(やや)向上しているようなので、20を切るか切らないかぐらいが個人的には適正値なのかもしれない。また、体脂肪値(これは簡易測定なので、平均値からある程度の目安として考慮)も同年代ではかなり低いと言えよう。この数値が専門医療機関での実測値に近いものであるならば、うれしい限りだ。
これから鍋物を中心に、おいしい食事を得る機会が増えるだろうが、現在のトレーニングを継続しながら、心身ともに健康的なカラダを保っていきたいと思う。■
BMI値(さすがに、19を切るのは良くないであろう)
体脂肪値(もっとも、値は変動しやすいが・・)
2013年11月14日木曜日
松風
■確か、以前にも触れたと思うが、茶道では、釜の煮え湯のことを「松風(しょうふう)」という。しばしば、音も「ごちそう」という言い方をするが、侘びた茶室での、静寂した雰囲気の中でゆっくりと広がる松風は、まさにごちそうだ。
京都には、同名(読みは異なる)の伝統菓子がある。西本願寺むかいにある創業応永二十八年の亀屋陸奥の代表銘菓がそれだ。小麦粉に砂糖、麦芽、白味噌を練り込み、香ばしく焼き上げた松風(まつかぜ)は、どこか懐かしさを感じさせる味わいで、ほっとさせられる。お抹茶との相性も抜群で、気持ちを落ち着かせたいときなどには欠かせない一品となろう。
奇をてらうような菓子ではないが、確かに他では真似のできない真[心]なるものがある。京都には、こうした菓子が多い。■
京都亀屋陸奥「松風」
2013年11月13日水曜日
秋晴れ
■今日はまさに秋晴れのさわやかな1日であった。朝夕の冷え込みが強まり、冬の訪れを感じさせるようにはなったものも、今日のような時間があると、少しだけ厳しい冬への心と体の準備ができる。先日の京都、大阪では、紅葉が少しずつ見え始めたころ、という雰囲気であったが、今朝勤務先の図書館棟から目にした情景は、まさに紅葉への見事なグラデーションを見せていた。遠くには、観光ミシュランガイド三ツ星の高尾山を望み、慌しい教務と校務に追われる日々からのちょっとした解放感を得られる貴重な時間となった。■
図書館棟2階より高尾山を望む
ちょっとひと息―あぶり餅
■京都を訪れると、千利休の菩提寺をもち、茶道の聖地とされる大徳寺を必ず参拝する。そして、千利休作庭の枯山水庭がある塔頭*「黄梅院」を(拝観時期であれば)拝観させていただくことにしている。境内は撮影禁止のため、見事な庭園の造りをお見せできないのは残念ではあるが、いつもながらの日本的様式美に心が清められる。
黄梅院の紅葉
その晩、京都在住の知り合いの先生と食事の予定があったが、約束の時間まで2時間ほどあったので、少し先にある今宮神社も参拝することにした。もっとも、不謹慎ではあるが、目的は参拝というよりも、その手前にある名物「あぶり餅」を食することであった。このあぶり餅は絶品で、なんとも言えないやわらかい、落ち着く味である。一般に、全国の有名神社仏閣の門前町には名物がある。同じ京都八幡市にある三大八幡宮の1つ石清水八幡宮には「走井餅」、福岡太宰府市の大宰府天満宮には「梅が枝餅」、東京浅草の浅草寺には「人形焼」がある。そして、今宮神社といえば、この「あぶり餅」である。食事会が控えていたが、あまりのおいしさにもう一皿、おかわりをしたところ、2本(もっとも1本のおもちのサイズはこぶりだが^^)おまけしてくれた。ちょっとした心配りに、思わず頬が緩んでしまった。
門前名物「あぶり餅」(今宮神社)
※上に2本の串が水平になっているのがわかる。おまけの分ということだそうだ。
なお、あぶり餅の店は神社に向かい、左右2軒しかない。今回は神社にむかい左側の店の方に声をかけていただいたので、そのままそちらでいただくことにした。■
*塔頭(たっちゅう)とは、(主に)禅寺の高僧の死後、子弟が師である高僧の徳を慕い、近く(「頭(ほとり」)でお守りする為に建てた小庵(侘び住まい)のこと。その後発展して、大寺院の敷地内にある小院に対して用いられるようになった。
*塔頭(たっちゅう)とは、(主に)禅寺の高僧の死後、子弟が師である高僧の徳を慕い、近く(「頭(ほとり」)でお守りする為に建てた小庵(侘び住まい)のこと。その後発展して、大寺院の敷地内にある小院に対して用いられるようになった。
日英言語文化小論(16)【枯山水とgarden】
枯山水(東福寺:方丈庭園)
露地(芬陀院[雪舟寺])
British Garden (Photograph: Michael Boys/CORBIS)
British Garden 2 (Wikimedia Commons)
日本メディア英語学会第3回(通算第55回)年次大会終了
■11月10日、無事日本メディア英語学会年次大会が盛況裏に終了した。関西の伝統校である関西大学(大阪府吹田市)で、充実した1日を過ごすこと ができた。学際色あふれる研究発表、現職ジャーナリストによる基調講演等、予定されていた内容が滞りなく遂行されたのも、大会運営委員長をはじめ、学会関係者各位のご尽力の賜物である。また、学会の名刺代わりとなる記念出版物が刊行され、さらに優れた業績に与えられる第1回学会賞授与式も挙行された。イベント的要素満載の大会であった。
昨年開催校の学生による研究発表が行われ、大変感心したものであったが、今年は東京の大学生が関西に乗り込み、プロの研究者を前に堂々と(本人たちはさぞ緊張していたことであろうが・・)口頭発表をした。しかも、いわゆる英語関連学部生ではない学生たちが、英語圏報道メディアを介していかにある事象が評価されているのかということを自分なりの視点で考察していたのはすばらしかった。確かに、メディア英語学会の発表だからといって、英語を専門とするものだけが関わるべきものでもないであろう。あらゆる事象を再現[再構築]して、不特定多数に“情報”として伝達する立場にあるメディアの報道内容を分析し、そこに醸成される(実態に近似するものとしての)<世界>を評価する研究であれば、英語および英語関連分野の研究者のみならず、人文・社会科学や工学系、医学・薬学系等の分野であっても、特定の事象によってはより専門性の高い評価分析が可能となろう。このあたりに、メディア英語研究の今後があるように感じる。■
紅葉の名所(京都東福寺:通天橋)
※おまけ画像(たこ焼き盛:ブッフェ式昼食会でだされたもの。
全国的に珍しい、大阪ならではの1品と言えよう)
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【お知らせ】研究ブログを移動しました!
本研究ブログの容量がいっぱになりましたので、新研究ブログを立ち上げました。 心機一転、研究ブログを再開したいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 新研究ブログは こちら
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■茶会における主たる[最上位の]客のことを「正客」(しょうきゃく)と言い、その連れの客(正客と一緒にもてなし受ける客)のことを「相伴」(しょうばん)と呼び、正客の相手をつとめ、同様にもてなしを受ける、という意味としても用いる。 お茶席では、まず正客に(濃茶であれ、薄茶であれ...
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