2013年4月14日日曜日
Kosen Summer School 2013 in JAPAN
■本務校が主体となり、英語による夏季集中講座が開講されることとなった。Kosen Summer School 2013 in JAPANと名付けられたその講座は、日本文化に触れながら、工学を英語で学ぶというものである。受講対象はアジアを中心とする外国人留学生となるが、日本人でも受講が可能だ。但し、それなりの英語運用力が求められる。開講中は、キャンパス内の学生寮に宿泊できる。裏千家茶道部の外部顧問である小林教授にお力添えをいただき、筆者は日本文化論を担当する予定だ。これまでも本ブログで触れているように、日英の言語文化の同質性や異質性に細心の注意を払いながら、茶道を通じた日本文化(の一端)を紹介したいと思う。公式ホームページはこちらである。■
【お知らせ】研究ブログを移動しました!
本研究ブログの容量がいっぱになりましたので、新研究ブログを立ち上げました。 心機一転、研究ブログを再開したいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。 新研究ブログは こちら
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■茶会における主たる[最上位の]客のことを「正客」(しょうきゃく)と言い、その連れの客(正客と一緒にもてなし受ける客)のことを「相伴」(しょうばん)と呼び、正客の相手をつとめ、同様にもてなしを受ける、という意味としても用いる。 お茶席では、まず正客に(濃茶であれ、薄茶であれ...
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■以前にも取り上げたが、千利休の教え[茶の心得]である利休百首におさめられているものに 「 稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一 」 というのがある。これは、日々精進を重ね、一から十まで習ったとしても、またはじめての一に立ち返ることで、習得したことに...
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■今日もさわやかな秋晴れが広がっている。とても気持ちがよいものである。この季節、茶の湯の世界では、「祥風」という銘をあてることがある。「祥」にはよころばしい(こと)、よろこばしいことの前ぶれ[兆し]、という意味がある。つまり、「祥風」とは、「よろこばしい(ことの)風」もしくは「...