私にとってコーヒーは、緑茶同様、日々の生活に欠かせないものとなっている。
基本的にはドリップしたてのコーヒーや抽出したてのエスプレッソを飲みたいところではあるが、時間的制約のある朝(自らの行動が制約をつくってしまっている要因ではあるが・・・)などはいわゆる“インスタントコーヒー”を飲むことが多くなってきた。
すでにお気づきの人も多いだろうが、インスタントコーヒーには主に2つのタイプがある。1つは、粉末状のもので、もう1つは顆粒状のものである。一般に、粉末状のものは、抽出したコーヒーの液体を圧力で噴射させ、急速に乾燥させたものであり、顆粒状のものは、マイナス40℃以下で凍結させてから砕いたものを乾燥させたものである。
英語でinstant coffeeと表記されるが、経験上instant coffeeを飲んでいる英米語圏の人を見かけることは少ない。そこは、"cafe culture"ともいうべきお国柄なのかもしれない。実際、アメリカでは、コンビニなどいたるところでドリップされたコーヒーをいただくことができる。
なお、上記の粉末状のinstant coffeeは、その製造工程からも分かるように、spray-dried instant coffeeと言い、粒の大きい顆粒状のものはfreeze-dried instant coffeeと呼ばれている。