2012年10月15日月曜日

日本メディア英語学会第2回(通算第54回)年次大会終了


■先週土曜日、無事日本メディア英語学会年次大会が盛況裏に終了した。秋晴れにもめぐまれ、自然と都市が共存する幕張の地で、実り豊かな1日を過ごすことができた。学際色あふれる研究発表、現職ジャーナリストによる基調講演等、予定されていた内容が滞りなく遂行されたのも、大会運営委員長をはじめ、学会関係者各位のご尽力の賜物である。本当に感謝の気持ちでいっぱいである。今回、大学教員を中心とする“プロの英語(関係)の先生”に交じって、開催校の学生による研究発表も行われた。その1組を拝聴させていただいたが、よく鍛えられていた印象をもった。本務校でも同年代の学生を指導しているが、彼らのようなプレゼンテーションスキルを得るには、あと数年は必要に感じた。つまり、そのぐらいの差があった、ということである。指導者的視点からも、学生による発表は良い刺激となった。さらに嬉しいことに、発表学生のうちの一人が終了後に挨拶に来てくれた。特に気のきいたコメントをしたわけではなかったが、歩み寄ってひと言挨拶ができる若者が少なくなってきている昨今、とても感じの良い学生であった。彼に明るい未来を感じた。来年は、関西地区での年次大会が予定されている。関東地区の学生とはまた違った若者の知のエネルギーが感じられるかもしれない。楽しみである。■

 【幕張より朝富士を望む】

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