2020年6月1日月曜日

コロナ禍の対日評価(6)

イギリスの有力紙ガーディアンは、続けて以下のような評価をしている。

Despite criticism of the government’s initial response to the outbreak, Japan appears to have contained the virus through a combination of cluster tracing, the closure of public places, bans on mass gatherings such as sports events, and a communal effort to avoid the three Cs.
[The Guardian  May 25, 2020]
※以下、同じ。

ここでも、安倍政権の初動対応への否定的な評価を取り上げながら、クラスタ対策、店舗や施設への休業要請、そして3密対策が効果的に機能していたという見方となっている。


Japan did not impose the kind of lockdown seen in Britain and other parts of Europe, but encouraged companies to allow employees to work remotely and bars, restaurants and other small business to close or restrict opening hours. People were asked to avoid unnecessary outings, but there were no fines or other penalties for non-compliance.


ここでは、罰金等なしに、ヨーロッパ諸国のような都市封鎖を実施することなく、企業へのテレワークの推奨や、飲食店等に営業時間の短縮を要請だけに留めたことを指摘している。また、国民も不必要な外出の自粛を求められ(実行し)たことに、やや驚きとともに報じている。



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