2013年6月30日日曜日

茶の湯のことば―四方捌き


■茶道では、濃茶点前の際に、四方捌きという袱紗で東南西北を清める所作がある。茶道は仏教と陰陽五行の影響を受けており、この四方捌きもその1つである。まず東を清める時は親の恩愛に感謝し、南の時は師の恩に感謝し、西の時は妻子を思い、北の時は友や社会[世間]を思い、自らの気持ちを静め清めていくとよいとされている。なお、西方浄土の考えから、仏壇や位牌は西側に向かって拝む(仏壇や位牌は東を向く)とよい「東面西座」という説もある。■



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